以前、乳酸菌飲料でヒット商品になったカゴメの「植物性乳酸菌ラブレ」という商品があります。
業界関係者では豆乳ブームを始めとした「植物性」を強調したマーケティングが、消費者心理をうまく突いたと捉えているようです。
ただ、東京農大の教授が「植物性乳酸菌とは植物を発行する菌である」と説明する一方で、東京大の教授は「乳酸菌に植物性も動物性もなく、日本の広告だけで通用する言葉だ」と断じています。
多くの乳酸菌入りの食品で「生きたまま腸に届く」ことをアピールしていますが、乳酸菌はたとえ、腸に届く前に胃酸で死んでも、その菌本体の成分が小腸の免疫機能を活性化させるので効果はあるとされています。
例えば、明治乳業のLG21のように胃に存在するピロリ菌を攻撃するのであれば、乳酸菌は生きていた方が効果的ですが、メーカーの宣伝による思い込みで、消費者に誤解を招いている現状は少しやり過ぎかもしれません。